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ソフト闇金で横行するリスト売買の闇
ソフト闇金には固定回線や店舗などはなく、申し込み〜融資・返済まで全て非対面で行われる為、初めてソフト闇金を利用する際は必ずホームページから申し込みを行わないといけません。
しかし、まだ利用した事がない方にとってはソフト闇金というのはかなり抵抗があると思いますし、そもそも数ある業者の中からどの様に選べば良いかもわからないでしょう。
では、初めて利用する人たちはどの様にして業社を選んでいるのか??
答えは「選びようがない」
実際には各業者のホームページに書かれてある「条件」で決めるしかないのですが、そもそも違法な業社ですので、ホームページに記載されている内容がウソなのか本当なのかはこちらからは分からないという事です。
少し話が逸れてしまいましたが、ソフト闇金を利用する際の心配事の一つとして「個人情報の共有・横長し」を心配される方も多いのではないでしょうか?
この事については
「当社は個人情報を共有する事はありません!!」
「お客様の個人情報は当社のみで徹底管理しています!」
などと、個人情報の管理や共有はしないと言った内容の文言をホームページ内に記載している業者も多数あります。
しかしこの様な記載があるからと言って安心してはいけません。
冒頭でも申し上げたとおり、これが本当なのかウソなのか実際はわからないのです。
果たしてソフト闇金を利用すると、個人情報が様々なところに漏れ、怪しい電話がたくさんかかってくるという噂は本当なのか?
この件について解説していきたいと思います。
ソフト闇金の顧客は業者ごとにリスト化されている
ソフト闇金を利用すると個人情報はいろんな所に漏れてしまうのか?という事ですが、まず知っておいて欲しいのは、どこのソフト闇金を利用してもあなたの申し込み情報は完全にリストされているという事です。
申し込みには、個人情報や書類など極めて重要な情報を開示・提出しなければいけません。
その情報はたとえ全て返済し終わった後もずっとリストとして残ります。
ではなぜリスト化などという面倒臭い作業をすると思いますか?
これがほぼ答えと言ってもいいかもしれませんが、その理由についてお答えします。
リスト化する目的とは?
リスト化する目的は大きく分けて2つあります。
ではまず1つ目。
■自社で再活用する為
ソフト闇金は警察や弁護士から目をつけられた場合、すぐに潰してしまいます。
特定の店舗を持たず、インターネット上のみ存在するソフト闇金だからできる事ですが、ヤバくなったら1回潰して、また新たな名前で営業を始めるという事を繰り返しているのです。
その際に、実際に営業を行っていた事務所を引き払う事もあるのですが、ここで重要になってくるのが「顧客リスト」です。
この顧客リストさえあれば、名前を変えようが、場所を変えようが、人が変わろうがいつでも営業を始められます。
さらにソフト闇金以外のビジネスを行う際にも活用できるというわけです。
次に2つ目
■他社に販売する為
ソフト闇金の申し込み情報には個人の極めて重要な情報がてんこ盛りです。
この様な重要度の高い情報というのは、喉から手が出るほど欲しい業者がたくさんいますし、かなりの高値がつくのも事実です。
ソフト闇金業社からすると、競合しないところであれば売ってしまった方が断然得ですし、万が一ソフト闇金自体を辞めるときにもお金になるという事です。
個人情報は漏れる事が大前提として考えましょう
さあ、ここまでご説明すれば何となくお分かりでしょうが、ソフト闇金で得た重要な個人情報をソフト闇金だけで利用する事はあり得ません。
例え他社に販売しないにしても、その業者の新しいビジネスや最悪は詐欺などに使われる事も大いに考えられるのです。
ソフト闇金は便利な反面この様なリスクも当然あります。
ソフト闇金を利用した後に怪しい電話が絶えないという方は、「連絡先を変える」「知らない番号は出ない」という事を徹底しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ソフト闇金のホームページに書かれている事を鵜呑みにして「きっと個人情報はちゃんと管理してくれてるんだ」なんて甘い考えは捨てて、「確実に自分の個人情報は漏れる」という認識を持っておく事を強くオススメします。